ひばりが丘駅

ひばりが丘駅(ひばりがおかえき)は、北海道札幌市厚別区厚別南1丁目にある札幌市営地下鉄東西線の駅。駅番号はT18。駅名は付近に造成されたひばりが丘団地に由来し、公募で命名されたものである。

4番出口(2009年8月)

【マスターリンクの分析】

当該地下鉄周辺には、テクノパーク、病院、流通センターがあるが地下鉄利用者数は新札幌と比べ4分の1程度にとどまる。
札幌テクノパークは札幌市役所が、IT関連産業を育成することを目的に企業に分譲した(1986年)ソフトウェア研究開発型の工業団地である。
厚別区では、2000人以上の雇用があり北海道のIT全体の約12%の売上が集中している。そこからの賃貸需要もある。
南郷通沿いにはレストランその他の施設があり、国道12号線付近では多くの商店やスーパーなどがある。入居希望者が探している主な範囲は「新札幌」エリアと重なり、南郷通から国道12号線の範囲内に限られてしまう。

住替えは減少傾向にあるが、「新札幌」付近で探している入居希望者が当該エリアに流れてきているため、新規契約数は横ばいである。
客質は「新札幌」と比べ所得層は劣るが、敷金等諸経費は取れる。賃貸経営としては安定しやすいとも言える。

しかし、二極化が進んでおり、高所得者は分譲マンションリースに流れ、所得が低い者は単身者物件で相場が4万円台駐車場込みとなっている。

但し、当該エリアは物件数も少なく、当該エリアで物件を探している入居者が希望する4万円台駐車場込み物件が不足している。

不動産投資をするにあたっては、ファミリータイプか単身者向けで駐車場が確保されている物件が良いだろう。物件の供給数が少ないので、地下鉄駅の乗降客自体は多くないが、面白い地域ではある。

西18丁目駅
にしじゅうはっちょうめ - Nishi juhatchome
←T17 大谷地 (1.0km) (1.2km) 新さっぽろ T19→
所在地 札幌市厚別区厚別南1丁目
駅番号 T18
所属事業者 札幌市交通局
所属路線 札幌市営地下鉄東西線
キロ程 18.9km(宮の沢駅起点)
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線
乗車人員-統計年度- 4,406人/日(降車客含まず)-2008年度-
開業年月日 1982年(昭和57年)3月21日

駅構造

2面2線の相対式ホーム。当駅の新さっぽろ方で東車両基地への出入庫線2線が分岐しており、旅客用ホームからは見えないが乗務員専用の相対式ホーム2面が旅客用ホームの南側に隣接している。地下1階部分は回送線および回送専用ホーム上を通るため利用者の割にコンコースが広くなっている。改札機は3台しかなく、時間によっては混雑する。出口は南郷通沿いに4ヶ所あり、1番出口にエレベーターを設置、2番出口は東西線乗務区に直結する。
のりば
1東西線新さっぽろ行き
2東西線大谷地・白石・大通・円山公園・琴似・宮の沢方面

利用状況

札幌市交通局によると、2008年度の一日平均乗車人員は4,406人であった。これは東西線の駅で最少である。

駅周辺

  • 中央警察署北一条西交番
  • 国道12号
  • 厚別警察署ひばりが丘交番
  • 厚別ひばりが丘郵便局
  • 札幌市立ひばりが丘小学校
  • 札幌市立共栄小学校
  • 札幌市立厚別南中学校
  • 馬場公園
  • ひばりが丘タウンプラザ

バス路線

北海道中央バス
山本四区・白陵高校・新さっぽろ駅方面
厚別ふれあい循環バス