元町駅

元町駅(もとまちえき)は、札幌市東区北24条東16丁目にある、札幌市営地下鉄東豊線の駅である。駅番号はH03

元町駅2番出口(2009年9月)

【マスターリンクの分析】

数年前、東区は全般的に土地の価格が低かったので、地下鉄沿線を中心にアパート建設業者が買い集めて、もっとも投資効率が良いとされる「1DK」タイプの単身用物件を量産した経緯がある。そのため単身向けの部屋は供給過剰とも言われ、古い物件・新築物件が混在して、かなりの競合状態にある。単身向け物件を所有している投資家の多くは苦戦を強いられているが、「新道東」「栄町」エリアよりはまだ需要はあり、工夫と戦略次第である程度の入居率は維持できる。

賃貸来店者は、単身者と家族連れが半々である。単身者向け物件は家賃帯でほぼ決まるため、相場にあった家賃設定が必須である。単身者属性を挙げると、社会人が中心で、「イオン元町店」勤務者も若干はいる。学生においては同エリア内の調理専門学校生が春先に多少移動するという程度である。

単身向け物件における特性として、入居希望者は「水回り」の清潔さを強く求める傾向がある。相場としては、駐車場付3.5~4万円、駐車場なしで2.5~3万円での契約が多い。家賃で決まってしまうので、特に難しい物件というのはないが、他の差別化も厳しく、無料インターネットなどはあまり意味がないとされる。

2LDK等ファミリータイプは供給自体が少なく、不動産投資案件としては最適だと言える。むしろそのタイプの物件が少なくて仲介業者は困っているという現状もある。地下鉄駅から離れても需要は大いにあるため、このエリア近辺で不動産投資を考えるのであれば、2LDKでの参入が最も始めやすい。このタイプでは、駐車場が2台あると、伏古や東苗穂等広範囲にまで物件が求められ、非常に幅広く投資立地を選択することが可能でもある。もちろん集合住宅だけではなく、戸建て賃貸から始めるのも十分に勝算はある。

元町駅
もとまち - Motomachi
←H02 新道東 (1.2km)  (1.4km) 環状通東 H04→
所在地 札幌市東区北24条東16丁目
駅番号 H03
所属事業者 札幌市交通局
所属路線 札幌市営地下鉄東豊線
キロ程 2.1km(栄町駅起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員-統計年度- 7,850人/日(降車客含まず)-2008年度-
開業年月日 1988年(昭和63年)12月2日

駅構造

1面2線の島式ホームの地下駅である。栄町方にY字形の留置線、福住方に片渡り式の転てつ機があり、東豊線が北へ延伸した際に都心部のみ運転する区間列車の折り返しに使用することを想定したものとなっている。また、人身事故などのトラブルがあった場合、列車はここで折り返し運転を行う。
出口は5箇所あり、そのうち4番出口だけはエレベーターのみで階段が無い。
のりば
1東豊線さっぽろ・大通・豊水すすきの・福住方面
2東豊線栄町方面

利用状況

札幌市交通局の調べでは、2008年度一日平均乗車人員は7,850人であった。

駅周辺

周辺は住宅地と商業地になっている。
  • 東警察署元町交番
  • 札幌東郵便局(日本郵便札幌東支店・ゆうちょ銀行札幌東店併設)
  • 札幌信用金庫元町支店
  • 室蘭信用金庫札幌東支店
  • 留萌信用金庫札幌支店
  • 北洋銀行元町支店・元町中央支店
  • 北陸銀行苗穂支店元町出張所
  • ツルハドラッグ元町駅前店
  • マックスバリュ北26条店
  • ツルハドラッグ北26条店

バス路線

北海道中央バス
北24条駅方面
東営業所方面
丘珠空港・航空管制センター方面
札幌ターミナル方面