建物診断調査

躯体
通常躯体とは、建物の主要な構造体、又、骨組みのこと。構造強度にかかわる部分で、木造在来軸組み工法では、基礎、柱、梁、耐力壁、剛床などを指すものですが、ここでは外壁・共用部・屋上・防火扉・外のアスファルトに至るまで躯体とさせていただき話しを進めたいと思います。(用は機械設備・室内全般以外の全てです。)
外壁・防水
建築から7~10年程度すると大半の不動産の外壁・防水は劣化し張替え、若しくは塗装を余儀なくされます。そのためまずは修繕履歴など文字情報でおおよそ外壁塗装工事が数年後などの予測をたてましょう。この工事の予測をいれずキャッシュフローを計算すると思わぬ雨漏れや、人身事故、物件劣化のスピード上昇など物件を買って数年後などにすごく痛い目に合うことがありますので注意が必要です。そんなことにならないために次は文字情報だけではなく、実際に物件を見に行って確認する必要があります。チェックポイントとしては・・・・ 屋上と外壁の境目の金属腐食または緩んでいないか。また、そこから雨水が入り込んで外壁を腐食していないか 屋上にコケや植物などが生えていないか 外壁・屋上防水のひび割れ(クラック)破損の程度 外壁にふれて手に塗装が付かないか確認 外壁・屋上防水の浮き・剥離の状態 シーリング材の剥離やひび割れ 外壁に白い液が染み出ていないかどうか(エフロエッセンス・白華現象) 上記は最低確認するべきで、ベランダ・サッシ・エントランス上部・なども忘れずにチェックする必要があります。 最終的には、業者さんに見積もりを依頼し破損箇所や程度を事細かに教えてもらうことにはなるのですが、購入前にその物件がどうゆう状況であるのかを自分の目で確かめた人と、そうじゃない人では購入時・後の対応や、予期せぬ費用負担など、数年後のキャッシュフローの狂いは相当減少するものなので慎重に吟味しなければいけない項目です。

機械設備

機械設備
 機械設備は、新しい物件になればなるほど様々な設備が付いております。逆に古い物件になると今現在使われていないもしくは、もう製造されていない設備が配置されていて部品すら取り寄せられないといったところが厄介なところです。まず、建物にはどのような設備があるか下記に一覧列挙しますので、覚えて自分が持っている物件若しくはこれから購入する物件をチェックしてみてください。 エレベーター(動力など) オートロック 受水槽 セキュリティー機械 消防設備(警報機・熱感知・煙感知・消火栓設備、連結送水管、動力消防ポンプ設備、泡消火設備) ロードヒーティング 給水ポンプ LPGボンベ 冷暖房(集中・個別) 携帯電話屋上アンテナ 衛星放送パラボラアンテナ 分電盤 給水管部分(電気式保温ヒーター) インターネットルーター 電動式シャッター 自動ドア ドレンヒーター 共用部照明センサー 非常用照明設備 MDF盤 まずはコレくらいでしょうか。 これからの更新で一つずつ詳細お話ししていきますのでお楽しみに。

付帯設備

付帯設備
機械設備に記載させていただいたのと同様に、新しい物件になればなるほど様々な設備が付いております。逆に古い物件になると今現在使われていないもしくは、もう製造されていない設備が配置されていて部品すら取り寄せられないといったところが厄介なところです。まず、建物にはどのような設備があるか下記に一覧列挙しますので、覚えて自分が持っている物件若しくはこれから購入する物件をチェックしてみてください。 (ここでは、機械以外の物件設備として表記します。) 集合ポスト 物置(トランクルーム) 配達BOX ペット足洗い場 ドッグラン キッチン関係 給湯関係 浴室・洗面関係 トイレ・洗濯防水パン 収納関係 照明関係 玄関・窓・建具全般 給排水 TV・電話ジャク インターホン ストーブ エアコン フローリング、クッションフロア、畳、クロス まずはコレくらいでしょうか。 これからの更新で一つずつ詳細お話ししていきますのでお楽しみに。